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毎年恒例の塩田塾

2022年5月21日〜22日 活動紹介

 

やまもりの内部研修会を開催しました。

通称「塩田塾」

実はこれ、やまもりの初代代表の名称をとったものですが、

毎年恒例の行事なので、いつの間にか研修のタイトルになってしまいました笑。

 

で、今回は1泊2日で尾瀬ヶ原と尾瀬沼を歩いてきました。

最初の写真は、「やった〜青空だ〜」という1枚ですが、実は晴れたのはこの瞬間のみ。

あとは2日間たっぷり雨に降られてしまったというお話。

 

 

 

と言っても、さすが尾瀬好きメンバー。

なにしろ尾瀬に居られるだけでも笑顔になってしまうのが、やまもりの最大の強みにして、キモさなのかも笑。

 

 

個人的に2日間で最も印象的だったのは、2日目の見晴〜白砂峠で見たしっとり濡れたブナの森。

幻想的な霧のニクい演出もあって、いつもより魅力度200%な雰囲気でした♡

ここはもう少ししっかりと写真撮影しておくべきだったと後から反省。

 

 

なんで撮影に専念できなかったかというと・・・

写真のような踏み抜き多発だったから。

見上げて歩いていると、ズボッ! ズルッ!!!

と中々にハードな道のりでした。

 

それでも三平峠を越えて、岩清水に近づく頃には雨も弱くなって、

そして外界が近づいたので、暖かさも戻ってきました。

ここらでホット一息。

 

 

尾瀬好きなやまもりガイドにとって、

待ちきれずに、フライング気味に入山して一足はやく楽しんじゃいました。

という活動紹介でした笑。

 

2022年尾瀬シーズンが始まりました!!

いよいよ、やっと、待ちに待った!!

2022年の尾瀬シーズンが始まりました〜

 

この日をどんなに待ち望んだことか。

今日はシーズンのお客さまをお迎えするため、事務所のお掃除やら、スタッフミーティングやらを行いました!!

 

ひとまず事務所前で今シーズンのガイドで記念写真(実際にはこの他に沢山いますがオンライン出席だった)。

あ!?

撮影時だけ息をとめて、マスクを外して撮影しました〜。

ガイドなのに顔がわからないとですからね〜。

 

 

 

お昼にはミーティングが終わったので、その足で昨日開通したばかりの大清水登山口へ。

今年は本当に残雪多いですね!!

正確な比較はしていませんが、たぶん昨年の1.5倍はあるんじゃないかな〜。

大清水湿原の木道もこのとおり、まだ雪の中でした。

 

おおっ!!

ほんの少し湿原が見えたところにミバショウがっ!!!

これは嬉しい誤算でした。

ミズバショウを見慣れているガイドたちでも、春1番に咲くミズバショウは嬉しいものです。

大清水湿原は尾瀬でも1番早くにミズバショウが見られるところです。

逆にいえば、大清水湿原でも咲いたばかりなので、

尾瀬ヶ原や尾瀬沼のミズバショウの見頃は1ヶ月以上先なんですよね〜。

 

大清水湿原の横にある「大清水」。

いつ見ても美しい場所だな〜。

ほとんどの方はこの存在を見過ごしてしまいますが、この場所の地名の由来になっているのがこの滝です。

 

そして大清水登山口から尾瀬沼に向かう道のりはこんなカンジ・・・。

一歩足を踏み出せば、まだまだ残雪たっぷりの春山です。

今日はここで帰りますが、この先の登山道のようすはまた今度。

 

あ、見たとおりですが、

ここから先の登山道ははっきり言って「雪山」です。

写真の張り紙のとおり、まだ「無人」状態。

尾瀬沼ビジターセンターのオープンも約1ヶ月後ですからね〜。

安易な登山は厳禁ですよ〜。

 

ではまた次回!!

(Re:Oze)

【活動レポート】三平峠の木道補修にチャレンジ

三平峠周辺の木道補修にチャレンジ

 

いつもはガイドツアーを開催している私たち「尾瀬やまもり」ですが、

お客さまを引率しているから気づくことも多くあります。

 

そのひとつに「お客さまが通過するのに危険そうな場所」というのがあります。

尾瀬は他の山岳地域よりも歩道整備が行き届いているのですが、

その特徴に「木道」というのがあり、

この木道は老朽化が進むと滑りやすくなって、とても危険な状態になりやすい整備方法です。

 

そして「通過が危険・困難」な状態は、お客さまの尾瀬に対する印象が悪くなるだけでなく、

危険な木道を避けてその横を歩くようになって、

周辺の環境を痛めてしまう可能性もあるので、木道のメンテナンスというのはお客さまの安全だけでなく、

尾瀬の環境をまもるためにも大切な活動になっています。

 

 

↑やまもりガイドで三平峠周辺の木道補修を行いました(2021年11月)

 

 

そういった問題意識を持つなかで、

環境省の補助金事業を活用して、木道の補修作業を行うという機会に恵まれたのでレポートとしてまとめました。

対象区間は、三平峠〜三平下までの約900mの道のりです。

 

 

↑作業区間の始まりは三平峠。雪が降り始めた季節の中で作業スタート!!

 

 

いつも歩いている場所とはいえ、補修を行うというのはガイドにとっても慣れていない活動です。

強力な助っ人として、木道工事に従事されている地元の建設会社の方々にも参加いただき、

現地調査を繰り返して補修方法を考えてみました。

とはいえ、この区間は国立公園の特別保護地区なだけでなく、特別天然記念物でもあり、

そういった関連法規に抵触しない方法を手探りで行うという、

思っていたよりも準備に時間のかかる作業でした。

 

 

↑補修作業は滑り止めの桟木(さんぎ)打ちだけでなく、傷んだ木道の組み換えも行いました。

 

 

現地での作業は雪が降り始めた11月初旬から始まりました。

滑り止めの桟木を打つだけでなく、滑りやすくなった木道は上り方向で利用可能な区間へ移設して、

いわゆる「木道の組み換え」作業が多くなりました。

作業区間の木道は約20年前に敷設されたもので、今ではあちこちに穴や凹みができていたため、

写真のような補強材を入れての細かな作業が続きました。

 

見た目はあまりよくありませんが、

「安全第一」と「周囲の環境をまもる」というガイド目線での補修となりました。

 

 

↑作業開始から13日目。やっとゴールの三平下に到着しました(感涙)

 

残念ながら写真からは「大変そう」な雰囲気が伝わってこないと思いますが(笑)

それもそのはずで、とても寒い季節の作業だったのにも関わらず、

ガイドたちは日常の経験から意見を出し合い、

少しずつではあるけど、シーズン中にお客さまが苦戦していたこの区間を修繕できていることに満足感を感じていました。

「少しでも自分たちにできることをやりたい」

そんな気持ちが形にできた事に、笑顔がこぼれました。

 

 

 

↑作業完了! 協力いただいた皆様に感謝

 

11月中旬に作業が無事完了となりました。

この作業には、指導にあたってくれた東京パワーテクノロジー株式会社、歩道管理者である群馬県自然環境課尾瀬保全推進室、

事前調整を行った環境省片品自然保護官事務所の皆さまのご協力で実施できました。ここに感謝申し上げます。

私たち尾瀬やまもりも、名前のとおり「やま(山)」を「まもる(守る)」活動に今後も取り組みたいと思いますので、

引き続きご指導いただければと思います。

 

そして尾瀬ファンの皆さまも、2022年シーズンが始まったらぜひ補修区間を歩いていただき、

率直なご意見・ご感想をいただけるとありがたいです!!

 

(文責:北澤吉日古(尾瀬やまもり代表、木道補修チーム責任者))

【活動レポート】ハルザキヤマガラシの駆除作業を行いました

 

 

本格的なミズバショウシーズンを迎える前に、

毎年恒例のハルザキヤマガラシの駆除作業を行ってきました。

 

この活動はやまもりの活動が始まった当時から続いているので、これで11年目なのか〜。

ホント、継続は力なりですね。

 

ということで、いつものメンバーが集合して、

鳩待峠から津奈木の車道沿いで活動を行いました。

 

 

一見するときれいなアブラナという印象です。

ハルザキヤマガラシはヨーロッパ原産のアブラナ科植物なので、印象通りの植物ですね。

とはいえ、国内のそれと比べて、繁殖力の強さは驚異的。

しかも湿った、日当たりのいい場所を好む植物なので、尾瀬ヶ原のような湿原はまさに大繁殖してしまう可能性があるわけです。

ということで、峠をこえて尾瀬内に侵入しないように、水際での駆除作業が続けられているわけです。

 

 

大量の種を水の流れにのせてばら撒くので、

上流部に1株でもあると、その下流域で繁殖が広がります。

写真は車道の法面にへばりつくように咲いたハルザキヤマガラシですが、

毎年ここに咲いているのをみるので、たぶん上流に大きな株があるんでしょうね。

↑ヤブをこいで中に入り込むには許可が必要なので、できませんが・・・。

 

 

そうそう、今日は尾瀬上空で群馬県防災ヘリ「はるな」を見かけました。

やっと配備されたのですね。

見慣れた機体とは違うシルエットだったので、なかなかわかりませんでした。

今シーズンも多くの登山者が訪れる尾瀬ですが、

安全に、そしてその自然がいつまでも守られるように、

訪れる一人ひとりが気をつけたいですね。


 

 

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【活動レポート】秋の尾瀬、新タイプのツアー始めました!

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ハルザキヤマガラシの駆除作業を行いました。

毎年、この時期に行われているハルザキヤマガラシの駆除作業。

例年は尾瀬ボランティアの方々を含め、多くの皆様にご協力いただいていますが、

今年はコロナの影響もあり、やまもり、東京パワーテクノロジー、環境省、群馬県森林環境部、尾瀬保護財団といった、

現地関係者のみで行ってきました。

もともとは、故・内海広重さんの呼びかけで始まった駆除作業。

長年の積み重ねのおかげで、鳩待峠近辺はかなり減少してきましたが、ここで油断しては全てが水の泡。

まばらに生える一株一株を見逃さないように、気を引き締めて駆除作業にあたってきました。

 

(※集合写真時は顔をお見せするためマスクを外していますが、駆除作業中は全員がしっかりと着用して臨みました。)

 

鳩待峠から津奈木橋までの区間は、活動当初に比べ明らかに減少してきましたが、

片品村内に目を向けると、道ばたのあちらこちらに群生が確認されます。

これらが再び尾瀬に上がってくることのないよう、今後も監視を続けていきたいと思います!

 

冬ツアーの受付が始まりました♪

あ〜〜〜っという間に12月。

お待たせしていましたが、冬シーズンのツアー募集が始まりました。

もちろん尾瀬エリアは豪雪によってクローズになるので、冬シーズンは苗場でのツアー開催予定です。

URL https://www.princehotels.co.jp/ski/naeba/information/nature/

 

スキー場リフトを活用した「スノーシューツアー」。

ボトムの広大な雪原を使った「あるくスキーツアー」。

豊富な雪を活かした「キッズ雪遊びアカデミー」。

もちろん室内でのネイチャークラフト教室も開催しています。

 

雪のなかで、ゲレンデスキーだけじゃない遊びをツアー展開していますのでどうぞ遊びにきてくださいね〜。

 

 

(安類)

2019年尾瀬シーズンが無事終了しました!!

尾瀬への道路も冬季閉鎖を迎えて、私たちやまもりの2019年尾瀬ガイドシーズンが無事に終了しました。

今シーズンもたくさんのお客さまを尾瀬にご案内して、発見と感動にあふれたシーズンだったと思います。

今シーズンのご利用を本当にありがとうございました!!

冬期間は活動場所を苗場スキー場に移して、「なえばネイチャーセンター」での雪遊び教室を毎日開催していますので、こちらにもぜひぜひ遊びにきてくださいね〜♪

 

それではみなさん、また来年の尾瀬でもお会いしましょう!!

やまもりガイド一同。

 

 

 

ハルザキヤマガラシの駆除作業を行いました

ミズバショウシーズンと同時期に行われているのが、鳩待峠の車道沿いにの外来種「ハルザキヤマガラシ」の駆除作業です。

今シーズンもやまもり、尾瀬保護財団、尾瀬ボランティア、環境省、東京電力、東京パワーテクノロジーさんの協働作業で行いました。

もともとは、故・内海広重さんの呼びかけで始まった駆除作業。

あれから15年も続けていますが、その甲斐あって少しずつ個体数は減っているように感じます。

 

 

しかし麓の片品村を見てみれば、路傍にはこのお花畑がどこまでも広がっています。

わずかなミスでこの植物が尾瀬ヶ原に入り込めば大変なことになってしまいます。

今シーズンは減少が確認されたハルザキヤマガラシですが、油断することなく、監視を続けたいと思います。

 

(安類)

鳩待峠〜尾瀬ヶ原の除雪作業を行いました

尾瀬ガイド協会群馬支部の呼びかけで、やまもりガイドたちも尾瀬の除雪作業に出かけてきました。

例年よりもやや多めの残雪状況で、総勢50名を超えるガイドたちが除雪を行いましたが、まだまだ除雪しきれないほどですね。

5月末までは残雪があると思いますので、歩くのが心配な方はストックなどを持っていきましょう。

 

 

 

今日は除雪作業が目的だったので、尾瀬ヶ原滞在時間は約15分!!

でも、これだけでも満足なんですよ〜♪

 

(安類)