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旬の尾瀬情報 - 2019年5月18日(鳩待峠〜尾瀬ヶ原〜尾瀬沼〜大清水)

本日、令和元年の尾瀬山開き!!

だけど尾瀬の春はもう少し先になりそうですね。気になる登山道の残雪状況や、ミズバショウの開花状況を鳩待峠〜尾瀬ヶ原〜尾瀬沼〜大清水と歩いてみました。

 

 

まずは鳩待峠から尾瀬ヶ原方面へ。

まだまだ雪ありますね。

写真は雪解けのはやい沢沿いを渡るシーンです。

ぽっかりと穴が開いている下にはゴウゴウと沢が流れているので、けっこうひやひやします。

 

こんな感じで木道に載った雪を横切る場所もいくつか。

歩きなれている方でも大変です。

 

テンマ沢湿原のミズバショウ群生地。

右手の湿原があらわれている場所にチラホラ咲いているのが分かりますか?

 

次は尾瀬ヶ原。

山ノ鼻を出発してすぐは残雪がありますが、原の川上川橋を渡ると木道歩きが始まります。

周りを見渡すと尾瀬ヶ原はまだまだ早春なのが分かると思います。

 

でも、振り返って見ると・・・うわ〜絶景が!!

雪解け水が尾瀬ヶ原に湖をつくっていました。

この季節限定の「尾瀬ヶ原湖」です。

 

下ノ大堀川のミズバショウ群生地。

あまり天気が良くなかったので写真は暗めですが、ここのミズバショウの見ごろまであと数日という感じです。

 

竜宮を過ぎると再び残雪歩きになります。

見晴までは踏み抜きに注意しながら歩くことになります。

 

見晴から尾瀬沼に向けての峠みち。

白砂峠に近づくほど残雪が多くなります。

道のりは迷う心配はありませんが、ふだんよりも多めの時間が必要になりそうです。

 

見てわかるとおり、ほぼ残雪トレッキングですね〜。

 

白砂湿原も一面雪原。

ここから振り返って峠道を見てみると・・・いや〜、雪だらけですね。

 

沼尻から見た尾瀬沼。

湖上には残雪とアカシボ(雪解け時期に雪が赤く見える現象)が見れらます。

 

尾瀬沼の北岸道もすべて雪道ですね。

沼尻〜尾瀬沼東岸までの道のりは赤布・赤ペンキがちょっと少な目なので、慌てて歩いて次の目印を見失わないようにしましょうね。

 

やっと、やっと大江湿原到着。

山開きを迎えて、やっと沼山峠からの道のりが開通しましたが、こちらの道のりもしばらくは雪が多そうです。

 

三平下から三平峠へのみちのり。

この雪道を上り切ったら、三平峠への赤布を見失わないように気を付けましょう。

 

三平峠。

う〜ん、ここは残雪がまだ80cmくらいあります。

 

大清水に向かっての道のりは、十二曲がりの上まで続きます。

そこからは雪もなくなって、通常の登山道歩きとなります。

 

う〜ん、結論としては尾瀬ヶ原は例年よりも少し季節早め。一方、尾瀬沼は例年よりも季節遅めで推移しています。

こんご10日間くらいは尾瀬ヶ原〜尾瀬沼の横断をされる方は、ストック、スパッツ、アイゼンなどがあるといいですね。

安全第一で尾瀬を愉しみましょう!!(安類)