やまもり(NPO法人片品・山と森の学校)のお知らせブログです。
お昼頃からいっきに晴れてきた今日の尾瀬。
ここ数日間は雨予報がことごとく当たらずのラッキー週間でした♪
こうなると気温が高くなって、生きものたちの動きが一気に活発になります。
最初の写真は・・・おいおい、モリアオガエルちゃんとイモリちゃんのツーショットから♪
トンボの楽園・尾瀬ですが、いろいろなトンボたちが今日は見られました。
まずは一番に目にとまる、青いガラス細工のようなルリイトトンボ。
ちょっと写真はアレですが、オゼイトトンボも見られました。
みんな短い夏の期間を、いのちを繋ぐために一生懸命に活動しています。
トンボたちが飛び始めると、一方でそれを狙う植物たちも。
こちらはおなじみにナガバノモウセンゴケ。
まだ背丈10cmに満たない芽生えですが、すでにいくつかの昆虫が捕まっている様子が見られました。
山小屋の軒下でせっせと巣作りをしているイワツバメ。
巣作りの途中で、はやくもメスの奪い合いをするかのような、けたたましい泣きかわしが続いていました。
こちらも必死ですね〜。
湿原の周辺では白い木の花が目立ってきています。
その1 ウワミズザクラ。
たくさんの人が「え? これサクラなんですか??」と聞き返してきますが、お花が終わった後にサクランボができる様子はまさに桜なんですよね〜。
その2 ズミ
こちらは数が多くて目立つので、たくさんの人が気にしていると思います。
個人的に今が旬! だな〜と感じるのが、
原の川上川橋を牛首方向にわたってすぐのリュウキンカ群落。
つい最近まで増水した川が流れていたので、リュウキンカの開花が遅れて今が満開です♪
こんなのを見つけるのもうれしいですよね。
それから今日は池溏のあちこちで浮島が動いている瞬間を目撃することができました。
したの写真ですが、ほんの1分くらいで接岸していました。
こんなわずかな時間で動いてしまうんですね!!
という事で、今日のお客さまも「まるで山岳雑誌の写真のなかを歩ているみた〜い♪」とのご感想。
そうでしょ〜う。
自分の目でほんとうの尾瀬を見つけに来てくださいね♪
(安類)