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旬の尾瀬情報 ‐ 2019年7月5日【尾瀬ヶ原】

最近まとまった雨の降っていない尾瀬。

それでも梅雨前線は関東の南側に居座っていますね。

太平洋高気圧や〜い、はやく実力を発揮して前線を北に押し上げてくださ〜い。

 

まだ曇りがちなお天気が続きますが、尾瀬の各地ではカキツバタやヒオウギアヤメなどの初夏の花が見ごろを迎えていて、ニッコウキスゲの開花ニュースもちらほら聞こえるようになりました。

着実に尾瀬の夏が近づいているんだな〜。

という事で、1日遅れになってしまいましたが、旬の尾瀬をお届けしますね。

 

まずは夏の尾瀬のトンボといえばコレ!!

そう、日本最少のトンボ・ハッチョウトンボですね。

体長20mm程度の超小型トンボですが、実は一度目が慣れてしまえばあっちこっちに居ることが分かると思います。

目指せ! ハッチョウトンボ発見マスター!!

 

次はこの花。

こちらもお花の大きさは20mmとハッチョウトンボなみ。

ツルコケモモという植物ですが、木道のすぐ横で可憐に咲いているのを見つけられます。

見つけられます??

う〜ん、スタスタ歩いちゃうと見逃してしまいますよね〜。

 

こちらはニホンジカ。

尾瀬では植物の食害や、湿原を踏み荒らす被害もあって厄介者として扱われています。

ですがこの生きものも、生きるために必死に食べている存在。

私たちの楽しみと、シカの良きる道がうまくすみ分けられると良いのですが・・・。

 

そうそう、こんなジメっとしたお天気が大好きな植物もいましたね。

そう、ギンリョウソウ!!

ほとんどの方が白いキノコだと思い込んでいますが、実はもたげた首を下からのぞき込むと、しっかりお花が咲いているという事が分かると思います。

う〜ん、だけどこの花をのぞき込むのが姿勢が・・・つらい!!

 

という事で、夏間近な尾瀬の様子を引き続きお届けしま〜す(安類)。