尾瀬・奥利根のネイチャーツアーガイド・やまもりのブログ
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旬の尾瀬情報−2018年8月29日(雨上がりの尾瀬ヶ原)

昨日、8月30日のおはなし。

 

天気予報どおり、山ノ鼻に着く頃から雨が降って、

1.5時間くらい足止めをされてから尾瀬ヶ原に出かけました。

 

実はガイドにとっても久しぶりの尾瀬ヶ原。

夏は別の場所で活躍していたガイドが久しぶりに集った日でもありました。

 

木道にはコエゾセミのお亡くなり。

8月とはいえ、尾瀬の短い夏が終わったことを感じさせます。

 

お昼を食べてやる気満々な中学生は、たくさんのイモリやカエルを見つけていました。

休憩ベンチでは近くの葉を裏返しては生きものを探す姿が印象的でした。

 

あまり周りの風景には興味が湧かなかったようですが、

燧ヶ岳や至仏山が見えてくると一気にテンションMAX。

あそこまで歩きたい!と言ってくれて嬉しいかったけど、今回は時間切れとなりました。

 

ちなみに至仏山の山肌を見ると、大雨の時だけ出現する「幻の滝」がハッキリと見えました。

あの滝が見えると尾瀬ヶ原が増水して大変な事になる、と昔から先輩に教わっていましたが、

早めに止んでくれたおかげでそれほど影響が出ないでホッとひと安心でした。

 

光が差すとヤマドリゼンマイの黄葉が笹の葉の中に美しく浮かび上がります。

これからの色の変化も楽しみですね。

 

みなさんのお住いのところより、

一足も二足もはやい秋の訪れだと思います。

湿原が輝いていく変化をこれからもお届けしていきますね!

(伊澤)

 

 

 

 

 

 

 

旬の尾瀬情報 - 2018年8月27日(至仏山・霧晴れる)

こんばんは〜。

今年の至仏山では一度も雨に降られていない安類です(本当にっ!!)

今日も至仏山ガイドに出かけてきました〜。

ホレっ!!

晴れてるでしょ〜〜〜う。

 

 

正直言えばこちらの写真が午前・・・。

今日は曇り時々雷雨、という至仏山登山には厳しい天気予報でしたが、様子を見ながらの登山となりました。

ちなみに稜線の強風は相変わらずで、私の服装は長袖Tシャツ+ウィンドシェル+夏用ズボン、といういで立ちでした。

これでも結構寒い状況もありました。

お客さまの中には半袖Tシャツ1枚の方もいましたが・・・(!)

 

すでに秋まっさかりな至仏山ですが、お花も咲いていました。

目立つものとしては、こちらのヒメシャジン。

 

そして尾瀬ヶ原では今シーズン姿をほとんど見ない、ウメバチソウがたくさん咲いていました〜。

 

稜線ではパラパラと登山者とすれ違いましたが、私たちが到着した正午の山頂はなんと無人!!

誰もない山頂は今シーズン初めての経験でした。

こんなに山頂が静かな日があるんですね〜。

 

山頂から引き返すころには晴れ間がさして、尾瀬ヶ原も見えるようになりました。

至仏山のニクい演出に参加者のみなさんも、私も、感動の瞬間でしたよ〜♪

 

オヤマ沢田代を過ぎる頃には夏の暑さが戻ってきました。

あっちぃ、あっちぃ〜、と稜線では肌寒いほどでしたが、下りて来たら夏でした。

 

という事でツアーご参加いただいたみなさま、本当にお疲れさまでした!

次回は眼前にのぞむ燧ヶ岳にチャレンジしましょう!!

 

旬の尾瀬情報 - 2018年8月23日(尾瀬ヶ原・池塘調査が無事終了)

尾瀬ヶ原の草紅葉の色づきがスピードを早めています。

今シーズンは色づきも早かったですが、深まっていくのもやはり早いみたいですね。

もっともはやく紅葉しているのはヤマウルシ。

いや〜、気づいたらもうこんなに真っ赤になってしまいました。

 

 

実は尾瀬シーズンのラストを飾るお花「エゾリンドウ」も開花しました!!

はやっ!!

もう少し夏の余韻を楽しませてほしいけど、尾瀬の自然は暑さをよそに紅葉街道まっしぐらを決めたようです。

 

朝焼けの雰囲気も秋を感じさせる冷たさです。

日中は30℃前後(!)だけど、朝方は10℃を下回る寒さ。

山小屋泊まりの方は薄手フリースやダウン、グローブなどは必携になりますよ〜。

 

暖かな服装を準備すれば、明けがたの冷え込みの中でもゆっくりと絶景を楽しめますしね〜。

今朝の気温は14℃。

こんな絶景のなか、その場にいた方は5人だけでした。もったいない!!

みんなで尾瀬の朝を楽しみましょう〜♪

 

そうそう、本日で2018年やまもり池塘調査チームが全員下山。

という事で夏休み限定の尾瀬の朝夕ブログもこれでひと段落です。

あ、もちろん調査もしっかりやってましたので、そちらの事も少しずつ紹介していきたいと思います。

約3週間の尾瀬滞在から下界へとくだります〜。

ツアーレポート 8月20日 赤谷湖探検カヌー

8月20日 赤谷湖にてカヌーをしてきました〜。

ご家族7名様でのご参加。

 

おばあちゃんがなかなかのつわもの。

水着を持って来て子ども達と水に入りたかった〜。

次はキャニオニングをしたい!

とのこと。

子ども達と楽しんでいました〜。

 

 

よしのぼりが足元にいっぱい。

 

 

ぷか〜。

 

かもしかがこちらを覗いてむしゃむしゃ。

 

 

実はこの日かもしかを2頭発見。

初めてのことでした。

 

家族みなさんとても楽しんで下さったようで、嬉しいお礼の言葉を頂きました。

また来てくださいね〜。

旬の尾瀬情報 - 2018年8月22日(尾瀬ヶ原・夏が来たり秋が来たり)

8月22日。

今日も神秘的な朝焼けから尾瀬の一日が始まりました。

今朝の参加者には白い虹を見たことがない、という方がいたので、濃い霧を追いかけて行ったり来たりをしていました。

そんな慌てふためいている私たちをよそに、尾瀬の雄大な自然は変わらぬ風景を見せてくれていました。

 

 

湿原は草紅葉がだいぶ深まってきています。

あれ〜、これって本当に8月なの?

という感じくらい早いのですが、これも今年ならではの風景なのかもしれません。

このままだと草紅葉の見ごろは9月上旬になってしまうのでは?という感じです。

 

湿原は秋が深まってきていますが、空は夏雲がにょきにょき。

今日は夏と秋が交錯する一日になりました。

私たちも空模様を気にしながらの行動になりました。

 

そういえば夕暮れ時に山ノ鼻近辺を飛ぶ防災ヘリコプターを見つけました。

双眼鏡で見てみると、栃木県の防災ヘリ「おおるり」でした。

どうやら群馬県防災ヘリが不在になっているので、栃木県が応援に来てくれていたようです。

困難な山岳救助を本当にいつもありがとうございます!!

旬の尾瀬情報 - 2018年8月21日(尾瀬ヶ原・蒼い朝)

2018年のやまもり池塘調査も残り3日間となりました。

ず〜っと尾瀬に泊まり込みでいると、朝の風景は一日として同じものがないんだな〜という、当たり前のことを改めて感じます。

たとえ朝焼けしていなくても、雨が降っていても、これはこれで尾瀬の風景なんだよね〜と受け止めている自分がいます。

ということで、今朝の朝焼けはありませんでしたが、うろこ雲が全天に広がって秋空を見せてくれました。

ハデに焼けなくても、蒼い尾瀬の朝も大好きです♪

 

 

竜宮尻付近を歩いていると、アケボノソウが咲いていました。

美しいお花だな〜といつも感じるのですが、

その名前を聞くと、どことなく昔の漫画家が下宿していたアパート名のような気がしてちょっと可笑しくなります(あくまでも個人的意見)。

 

もちろん真面目に池塘調査もやってますよ〜。

20年前に行われた調査では記載されていなかった池塘を発見。

湿原にはこんな小さな穴があいていて、実は深さが2メートル以上なんていう所もあるんですね〜。

湿原あるきをしていて、一番怖い存在かもしれません。

 

この写真は有名な竜宮の入口の写真。

前々からこの木道の丁字型が気になっていました。が、その理由がなんとなく分かりましたよ。

みなさんはこの木道のつなぎ目がなんでズレているのか、気になったことはありませんかね〜。

 

 

2018年やまもり池塘調査チームも残り3日間となりました。

いろいろな発見が日々ありますが、少しずつこちらでも紹介していけたらと思います。

また暑さが戻ってきましたね。

残暑の厳しい夏になりそうな予感です。どうぞお体気を付けて〜!!

(安類)

 

※写真のいくつかは第四次尾瀬総合学術調査の一環で撮影されたものです。

旬の尾瀬情報 - 2018年8月20日(尾瀬ヶ原・次の世代をつなぐ)

秋晴れの日が続きます。

朝は撮影、日中は池塘調査、夕方と夜は撮影。

な〜んていう日々が日常になってきた安類です。

こんな贅沢な毎日が続くと、尾瀬との接し方も変わり、そこにあるのが当たり前な存在になってしまいます。

だけど、その瞬間を大切に、そしてその日の発見を大切にしたいと思います。

 

で、今回は今咲いているお花の紹介から。

(左上)ウメバチソウ

(右上)サワギキョウ

(右下)イワショウブ

(左下)オゼミズギク

こんなお花たちが今の尾瀬の見ごろなのかな〜と思います。

今年はウメバチソウの数が非常に少ないように感じますね。今年の気候がウメバチソウにとっては不利に働いているのかもしれません。

 

日中は秋晴れになって、結構あっついな〜と思いながら空を見上げると・・・こんな状況になっていました!!

8/18に紹介した幻日だけでなく、タンジェントアークやハロといった現象が同時に出ていました。

これはすごいな〜と思い、すかさず池溏で「逆さハロ」を撮影してみました。

こんな感じです。

逆さに見ると、パリーアークも見えているのかな?

詳しくはググってみてくださいね。

 

 

湿原を歩いていると、大き目なトンボが池溏の上を忙しく飛んでいるのを見つけます。

オオルリボシヤンマ。

写真はメスですが、しきりに腹部を池塘にさしこんで卵を産み付けていました。

この生きものたちにとって、今の季節は次世代へいのちを繋ぐ大切な瞬間。

来年も会えるように頑張れよー!!

 

こちらはオゼコウホネやヒツジグサの葉の上でたま〜に見つける、ネクイハムシ。

麓では害虫として嫌がられている存在ですが、尾瀬ではその生態がどんな風になっているのか気になる生きものです。

 

そしてラッキーにも見つけることができました。

ふたたびキイトトンボ。

すでに見られるシーズンの終盤になってきていますが、見られてラッキーなトンボでした。

 

そんな感じで秋の生きもの探しをしていると、午後からは雲が多くなってきました。

数日続いた秋晴れも明日から雲が多くなって、下り坂になってきそうな雰囲気です。

 

旬の尾瀬情報 - 2018年8月19日(尾瀬ヶ原・美しすぎる!)

今日の尾瀬も美しすぎました!!

3泊4日の尾瀬調査を終えて、2人が下山となりましたが、最高の景色の中でたくさんの苦労が報われた感じがしました。

こんな風景が広がっていたら、どこまでも歩けそうな感じがしますよね。

 

 

あえて秋空を入れずにひろ〜い尾瀬ヶ原の中心で撮影してみました。

もちろんこの写真は撮影者も被写体も木道の上から撮影していますよ〜。

私のお気に入り記念写真ポイントです♪

 

そうそう、今朝は白虹まつりでした!!

朝5:30、6:00、6:30と場所を変えて白い虹が出現してくれました。

いつもは白い虹だけを撮影していますが、これだけサービス満点で出現してくれたので、今回はガイド3人もいれて撮影してみました。

 

今回はお花写真がまったくありませんが、秋のお花もあちこち咲いていました。

が、今年の尾瀬ヶ原ではウメバチソウがほとんど咲いていませんね〜。

やはり今年の気候がいろいろな植物に影響しているようですね。どうしてなのか、お花に直接聞きたいですね〜。

(安類)

旬の尾瀬情報−2018年8月18日(尾瀬ヶ原)

昨日緊急事態をご報告しましたが、今日はそれを上回る寒さでした。超緊急事態とでも。。言うべきか(笑)

 

今朝の鳩待峠が7℃。。8月ですよ。まだ。どうなってしまうのでしょう?

 

そして今日、防寒着として冬用のフリースを出してしまいました。

 

心配は紅葉の時期がずれてしまう事です。すでに秋の気配が進んでいる尾瀬でこの寒さは、一層の紅葉を進めてしまうかもしれません。

すると、本来の紅葉の時期に、すでに終盤に差し掛かってしまう可能性が。。。

 

今年は、暖かさから花の時期も早まり、そして今度は紅葉まで。。このままいくと9月の後半には雪降ってしまうんじゃないの?って思ってしまうほど。。どうしたものやら。。

 

寒いと空気が澄んでいる感じがします。

すると景色も素晴らしく見えますよね。。そんな今日の素晴らしい旬の情報をお伝えします(MIYA)

 

で、いきなりですが、

 

「最高の一日の締めくくりは、最高の夕焼けでした♪ 」

何をトップ写真にするか悩んだところ。。。夕焼けにしてみました。燃えるようなオレンジ色は違った尾瀬を見せてくれています。

 

「厳しい冷え込みだけど、最高の朝を迎えました。 キンッと冷えた空気は秋を感じさせるほどでした。こんな8月中旬もあるんですね〜。 」

で今度は、朝焼け。寒さが伝わってきます。秋というより初冬。。。

 

至仏山方向は厚い雲がかかってしまいましたが、景鶴山は霧がたなびいて良い雰囲気でしたよ〜。
「こんな日はどこを歩いても、どこを撮影しても絵になります。雲が高い場所にあって、秋が訪れたことを感じさせてくれました。
今日の夕暮れ時、星空、そして明日の朝が今から楽しみです♪」

 

いつ見ても、素晴らしい景色をみせてくれる尾瀬。。

 

心が安らぎます。

 

明日からももっと良い尾瀬を見せてくれるに違いありません。

 

みんなで尾瀬を楽しみましょう!

 

旬の尾瀬情報−2018年8月17日(尾瀬ヶ原)

非常事態?ヤバいんですよ。。寒さが。。

 

鳩待峠が早朝で10℃。。。肌寒いなぁ〜どころではなく寒すぎなんです。。

 

寒くて鳩待峠周辺をウロチョロすることもできないくらいだったんです。

そして時折吹く風と雨(一時的ではありましたが。。)が寒さを倍増させていました。

 

もちろん車は暖房を入れる始末。。いったいどうなっているんだ今年の尾瀬は。。

2週間前までは、30度を超えるような暑さでヤバいと言っていたのに。。

 

この時期にしては危険な寒さだった今日。。の旬の尾瀬をご案内。。ぶるっ!!(MIYA)

 

「今朝はググっと冷え込みました。竜宮の朝6時の気温で10℃でした。その後も降ったりやんだりを繰り返して、その風の冷たさは秋を感じさせる1日でした。そういえば北海道の黒岳では観測史上最速で初雪を観測したとか、真夏の暑さの直後だったので体が慣れていません。そんな不安定なお天気のなか、今日は虹を4回見ることができました。あっちこっちで見ることが出来たので、今日の尾瀬ヶ原は天上の楽園のように感じました。」

今日は戸倉からも虹が見えていたんですよ!

 

「この寒さでイモリたちもびっくりして木道の上で行動不能になっていました。踏まれるんじゃないぞ〜と祈りながら通り過ぎました。」
寒いと人間だって動きが止まります。。もともと変温動物は極端な暑さや寒さに弱いですからこの寒さはつらかったでしょうね。。
まずは日光浴で体温を上げないと。。
「で、今日の池塘調査では水が抜けてしまっている池塘がいくつかありました。共通しているのは池のふちに樹木が生えている、ということでしたが、根が張った結果、そこから水が抜けてしまったのかもしれませんね。」
なるほどね。。根が張ることで隙間が作られてしまうんですね。。
「ヒツジグサの根本を見ると・・・あれあれ?茎がクルクルとネジがまかれたようになっているのを見たことがありますか?実はこれ、ヒツジグサの花茎なんですが、理由は分かりませんがヒツジグサの花は受粉を終えるとネジまきがきつくなって、水中へと引き込まれてしまいます。その後、種を付けたヒツジグサは水中で裂けて種を散布するという不思議な事をやっています。」
ホント、不思議な生態を持つものって多いですよね。。人間には理由がわからなくてもきっとそれが子孫を残す意味で重要な意味を持っているんでしょうね。。
「で、こっちはオゼコウホネ。実はこの夏があまりにも暑かったせいか、最近になって再び開花を始めました。暑い年ならではのビックリ現象が起きています。」
写真を見てびっくりしました。まだオゼコウホネが咲いているのかと。。
「最後に池塘の脇にあったナナカマドの紅葉。これだけ見ると秋がやってきた、という感じですがもちろんこれは部分的に切り取ったからですよ〜。北海道の初雪、そして意外な冷え込みと、秋を感じさせる今日だからの投稿でした。」
ナナカマドは、早い時期から紅葉をしますね。。秋を先取りしてくれる植物の一つです。
最近、尾瀬も秋だなぁ〜と感じることが多くなりましたが、今日はそれ以上の寒さで冬の到来を感じました。。(笑)
これで一気に尾瀬の紅葉も進んでしまうのではないかと心配になります。
9月末の紅葉ピークが9月初旬に来てしまうかも。。そんな体感をしてしまうような寒い一日でした。。
尾瀬に来られるみなさん。防寒対策は必須です!お忘れにならないように!
みんなで尾瀬を楽しみましょう!
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