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鳩待峠〜尾瀬ヶ原の除雪作業を行いました

尾瀬ガイド協会群馬支部の呼びかけで、やまもりガイドたちも尾瀬の除雪作業に出かけてきました。

例年よりもやや多めの残雪状況で、総勢50名を超えるガイドたちが除雪を行いましたが、まだまだ除雪しきれないほどですね。

5月末までは残雪があると思いますので、歩くのが心配な方はストックなどを持っていきましょう。

 

 

 

今日は除雪作業が目的だったので、尾瀬ヶ原滞在時間は約15分!!

でも、これだけでも満足なんですよ〜♪

 

(安類)

旬の尾瀬情報 - 2019年5月18日(鳩待峠〜尾瀬ヶ原〜尾瀬沼〜大清水)

本日、令和元年の尾瀬山開き!!

だけど尾瀬の春はもう少し先になりそうですね。気になる登山道の残雪状況や、ミズバショウの開花状況を鳩待峠〜尾瀬ヶ原〜尾瀬沼〜大清水と歩いてみました。

 

 

まずは鳩待峠から尾瀬ヶ原方面へ。

まだまだ雪ありますね。

写真は雪解けのはやい沢沿いを渡るシーンです。

ぽっかりと穴が開いている下にはゴウゴウと沢が流れているので、けっこうひやひやします。

 

こんな感じで木道に載った雪を横切る場所もいくつか。

歩きなれている方でも大変です。

 

テンマ沢湿原のミズバショウ群生地。

右手の湿原があらわれている場所にチラホラ咲いているのが分かりますか?

 

次は尾瀬ヶ原。

山ノ鼻を出発してすぐは残雪がありますが、原の川上川橋を渡ると木道歩きが始まります。

周りを見渡すと尾瀬ヶ原はまだまだ早春なのが分かると思います。

 

でも、振り返って見ると・・・うわ〜絶景が!!

雪解け水が尾瀬ヶ原に湖をつくっていました。

この季節限定の「尾瀬ヶ原湖」です。

 

下ノ大堀川のミズバショウ群生地。

あまり天気が良くなかったので写真は暗めですが、ここのミズバショウの見ごろまであと数日という感じです。

 

竜宮を過ぎると再び残雪歩きになります。

見晴までは踏み抜きに注意しながら歩くことになります。

 

見晴から尾瀬沼に向けての峠みち。

白砂峠に近づくほど残雪が多くなります。

道のりは迷う心配はありませんが、ふだんよりも多めの時間が必要になりそうです。

 

見てわかるとおり、ほぼ残雪トレッキングですね〜。

 

白砂湿原も一面雪原。

ここから振り返って峠道を見てみると・・・いや〜、雪だらけですね。

 

沼尻から見た尾瀬沼。

湖上には残雪とアカシボ(雪解け時期に雪が赤く見える現象)が見れらます。

 

尾瀬沼の北岸道もすべて雪道ですね。

沼尻〜尾瀬沼東岸までの道のりは赤布・赤ペンキがちょっと少な目なので、慌てて歩いて次の目印を見失わないようにしましょうね。

 

やっと、やっと大江湿原到着。

山開きを迎えて、やっと沼山峠からの道のりが開通しましたが、こちらの道のりもしばらくは雪が多そうです。

 

三平下から三平峠へのみちのり。

この雪道を上り切ったら、三平峠への赤布を見失わないように気を付けましょう。

 

三平峠。

う〜ん、ここは残雪がまだ80cmくらいあります。

 

大清水に向かっての道のりは、十二曲がりの上まで続きます。

そこからは雪もなくなって、通常の登山道歩きとなります。

 

う〜ん、結論としては尾瀬ヶ原は例年よりも少し季節早め。一方、尾瀬沼は例年よりも季節遅めで推移しています。

こんご10日間くらいは尾瀬ヶ原〜尾瀬沼の横断をされる方は、ストック、スパッツ、アイゼンなどがあるといいですね。

安全第一で尾瀬を愉しみましょう!!(安類)

1泊2日の研修会(塩田塾)を開催しました。

やまもりガイドたちの研修会を尾瀬ヶ原〜尾瀬沼で開催しました。

1泊2日の実践トレーニングなので、和気あいあい、だけど集中した時間です。

 

1枚目の写真は鳩待峠移動中のバス車内のもの。

これ、何やっているか分かりますかね〜?

実はガイドたちの仕事は登山スタートからではなく、お客さまと合流して鳩待峠移動中から始まっています。

場の緊張を和らげたり、盛り上げたり、今日の見どころを話したり、安全への協力をお願いしたり・・・。

たくさんの情報をコンパクトに伝えなくてはいけないので、意外とバストークは大切だけど難しいんですよね〜。

 

次の写真は何やっているか分かりますかね〜?

鳩待峠の売店内のひとコマ。

実は売店で売られているお土産、それから万が一登山装備が壊れたり忘れたりした際に、こちらでどんな物がレンタルできたり、購入できるのかを売店スタッフの方から教えてもらっています。

 

ちなみにおススメはコレなんだそうですよ〜。

 

コース状況や解説内容は省略しますが、この2日間はお天気もよくて、そして尾瀬ヶ原湖も最高に美しかったです♡

 

そして泊まりは見晴地区のこちらでした。

山小屋との連携も良いガイドツアーには大切な要素のひとつです。

今シーズンもお世話になります!!

 

 

ツアーが本格スタートする前の期待と緊張が入り混じった瞬間。

好きですね〜。

今シーズンも尾瀬の発見と感動をお伝えしたいと思います!

 

(安類)

旬の尾瀬情報 - 2019年5月14日(鳩待峠〜尾瀬ヶ原(見晴))

午後からのお天気が心配でしたが、鳩待峠から見晴を往復してきました。

今シーズンは残雪多め。

この時期の尾瀬はミズバショウシーズンには早いので、訪れる人も少なくてとっても静か。

ひとまず残雪のようすをまとめました。

 

鳩待峠〜山ノ鼻は9割がた残雪に覆われています。

道に迷う心配はありませんが、あちこちで残雪の踏み抜きがあって歩きづらいです〜。

 

上田代のようす。

実はここが一番歩きづらかった。

木道の上に残雪がかまぼこ状に載っていて、慎重に歩かないと盛大に踏み抜いてしまいます。

写真は今日現在のもので、日毎にどんどん変化していきますが、1週間くらいは歩きづらい状況になりそうです。

 

これも上田代。場所によっては木道が出ていて安全に通行できます。

 

牛首分岐。

いや〜、まだまだ雪がありますが、この場所も3日間ほどすればすっかり雪が無くなると思います。

 

下ノ大堀川周辺。

 

見晴ちかく。

この辺もまだまだ残雪ありますね〜。

 

おまけ・下ノ大堀川のミズバショウ群生地。

今日現在で2分咲き。

この場所のミズバショウの見ごろは10日後くらいかな〜。

 

と、行きは暖かな曇りの日で楽しい尾瀬ヶ原ハイキングでしたが、帰りには雨・雨・雨・・・。

指先が凍えて体が冷え切るころに鳩待峠に戻りました。

(安類)

旬の尾瀬情報 - 2019年5月10日(大清水〜尾瀬沼)

尾瀬ヶ原の雪がだいぶ溶けてきたけど、尾瀬沼はまだまだ雪たっぷり。

スキーを持って重たいリュックに押しつぶされそうになりながら、三平峠をこえて尾瀬沼に行ってきました。

 

まず目にとまったのが、大清水からすぐの林道沿いに咲いていたお花たち。

暖かな陽ざしを受けて、いっきに賑やかな道のりになってきました。

まずはキクザキイチリンソウ。

つぎはエゾエンゴサク。

そしてショウジョウバカマ。どれも山野でよく見かけるお花ですが、春一番に咲いているようすはやっぱり嬉しい!!

そんな楽しみ方をしているとすぐに一ノ瀬到着。

ここから残雪が出始めます。ちなみに一ノ瀬トイレはクローズされていました。

残雪の踏み抜きに注意しながら岩清水をこえて、十二曲がりを上りきると一気に雪が深くなります。

三平峠周辺の針葉樹林。

赤布を見失わないように。

三平峠。残雪量は例年並みか少し多いのかな〜。

峠から下れば尾瀬沼湖畔着〜♪

苦労してのぼったぶん、この風景に癒される事間違いなしですね!!

もちろん湖面を歩いて渡ることはできませんし、尾瀬沼周辺はどこまでも残雪歩きです。

十分な装備をご用意くださいね。

(安類)

シーズンイン恒例の救急研修

今日はシーズンイン恒例の救急研修を開催しました。

研修先は地元消防署の東消防署へ。

毎年お世話になっている消防署員の方々にお会いすると、シーズンが始まるんだな〜と実感。

もちろんケガが発生しない事が一番大切だけど、いざっていう時はケガ人に安心してもらえるような対応をしたい。

 

 

1年に1回のこの救急研修。

消防署員の皆さまと会うのは1年後のこの場であって欲しいな〜。

 

東消防署のみなさま、いつも熱心な指導をありがとうございます!!

(やまもり一同)

2019年5月5日 - 至仏山スノーシュートレッキング

大型連休も残り2日間。

いや〜、楽しい時間はあっという間に過ぎていますね。

大型連休終了とともに、期間限定で登山できる至仏山もいったん閉山となります。

 

本日の快晴・至仏山をゲットしたのは、地元群馬県からお越しのお客さまでした。

やっぱり山頂から見下ろす尾瀬ヶ原の風景は神様からの贈り物ですね!!

 

 

こんな日はどこから見ても絶景が広がってます。

写真は新潟県側のながめ。

 

ツアーご参加ありがとうございました!!

次回は燧ヶ岳や会津駒ヶ岳なんかもおススメですよ〜!!

(寺本)

旬の尾瀬情報 - 2019年5月3日(至仏山)

走っている車も多く、連休らしさを感じさせるゴールデンウイーク後半。

非日常を感じて楽しんでいる方も多いかな?

残り数日の休日をめいっぱい楽しんでください♪

 

 

残り3日になったこの時期の至仏山登山。

日に日に目減りする雪に季節の移り変わりを強く感じます。

それしても雪面はだいぶ黄色くなりましたね〜。

 

小至仏山のトラバースルートはしっかり出来上がっているので安心です。

 

小至仏山前後と至仏山の間は風が強いことがあります。

今日、帽子を飛ばされてしまった方もいらっしゃいましたので、装備をしっかりチェックしましょう。

ちなみにこの方は斜面を下って帽子を取りに行きました〜。

 

山頂の石碑

すっかり雪の中から出て、回りの岩やハイマツなどの木々も出てきています。

休憩場所に気を付けて。

 

山頂から見える尾瀬ヶ原も変りましたね〜。

池塘も見えるようになってきました。

今年の尾瀬ヶ原湖はいつ出現するかな?

 

ほぼほぼ毎日表れるハロ。

薄い雲が上空に出てきたら是非太陽の方を見てみましょう。

ちょっと得した気分になれますよ。

 

景鶴山

崩落が起こったようですね。

登る方はお気を付けて!

 

山頂手前の偽ピーク脇のルート。

木々が踏まれて皮がむけてしまっています。

枯れてしまいますね。

 

上の写真と同じ場所なのですが、数メートル離れている場所。

木々の中に入りそうでしたら無理に突っ込むのではなく周りを見回しましょう。

歩ける場所が必ずあります。

自然に対して優しい気持で接したいですね。

 

4、5日は天気が良さそうですよ。

日焼け日よけ対策と防寒対策をお忘れなく!!

(小林)

2019年5月3日 - 至仏山スノーシュートレッキング

令和最初の至仏山へ

天気予報は晴天だが稜線に出ると強風。

あれ?

この前登った時の天気予報と同じ?

 

ではいざ出発!

 

稜線に出ると予報通り強風が。

でもこの前ほどの風の強さではなかったので良かった〜。

 

そして、あれよあれよと山頂に!

登りやすい日和となりました〜。

すごく遠いところは霞がかかっていましたが、それでもかなりの範囲が見られる眺望。

やり〜!

無事登頂〜。

 

尾瀬ヶ原をバックに、

はいポーズ。

 

そしてここで登山中に見られた自然現象の紹介。

今日の雪面はフィルムクラストになっていて、強風が吹くとそのフィルムクラストが割れて舞い上がる現象が。

見ていて面白い♪

 

そして景鶴山。

雪崩ですね〜。

遠すぎてどんな状況なのかわからないのですが、雪が落ちたというか土の部分が落ちたようですね。

怖い怖い!

 

そして不思議現象をご案内

なぜか箸が1本雪に刺さっていました…。

なぜだろう?

 

最後は引き合いに出して申し訳ないのですが、

ナイキのスニーカーで登っている方たがいらっしゃいました。

山頂に行けたのかわかりませんが、登りきれたかな〜。

応援したくなってしまいました!

 

いつ来ても、どんな時でも登ると楽しい至仏山。

でもこの時期の至仏山は特別感満点。

いつ久しくこの自然が続くことを願いながら来シーズンの降雪を期待してゴールデンウイークの至仏山は終わりたいと思います。

(小林)

旬の尾瀬情報 - 2019年5月1-2日(尾瀬沼)

令和元年初日の5月1日と2日にかけまして尾瀬沼に行ってきました。

天気には恵まれなかったのですが、楽しいお泊り尾瀬沼となりました


 

大清水から入ってキクザキイチゲがあまり目立たず咲いていました。

見つけられるかな〜。

 

大清水ー一ノ瀬間では半分くらい進むと雪道になります。

雪解けがどんどん進んでいるので日に日に砂利道を歩く距離が長くなっています。

 

一ノ瀬のトイレはまだ使えません。

 

三平下の各施設もまだ開業していません。

トイレも使えませんのでお気を付けて

 

尾瀬沼はまだ雪に覆われ白い雪原。

歩けます。

 

ただ、場所によってはだいぶ水がしみるので、沼の横断はおススメしません。

 

長蔵小屋は除雪を進めていますのがまだまだ雪は消えなそうです。

 

大江湿原に出てすぐの場所でミズバショウが咲いていました。

ただ、小さすぎて見すごしてしまうかも

 

 

帰りの話しですが、三平峠をすぎ、12曲りに向かいますが、

12曲りの1つ目の曲がり角に入る場所がわかり難く、足場が安定しません。

十分に気を付けて下さい。

 

 

尾瀬沼へのルートでの注意点として、

大清水を出発すると尾瀬沼ビジターセンターまで途中使えるトイレがありません。

ご注意ください。

 

また、ゴールデンウイークの時期の影響か、かなりラフな格好の方が多く入っています。

事前に情報をしっかり調べて入山しましょう。

痛い目に合いますよ♪

 

(小林)